STRUCTURE 構造

タワーだからこそ必要だった
揺るぎない躯体を目指した
安らぎのための構造

揺るぎのない設計と免震構造

非免震建物・中間免震建物概念図|BELISTAタワー東戸塚
タワーライフを満喫するために強固な躯体が築き上げられています。さらに、万が一に備えた免震構造が採用されており、住まいのクオリティが高められています。ただスタイリッシュなだけでなく、しっかりと大地に根ざしたタワーになっているため、『BELISTAタワー東戸塚』では安心と安らぎを享受できます。地震時に、地面の激しい揺れを積層アイソレーターで緩やかなものに変換し、さらにダンパーで吸収する免震構造が採用されています。建物の揺れが軽減されることで、家具の転倒などによる人的被害を減らすだけでなく、家財や配管等の損傷も抑えられ、地震後、より速やかに通常の生活に戻ることが可能です。

鉄筋のかぶり厚

鉄筋のかぶり厚|BELISTAタワー東戸塚
鉄筋を包むコンクリートの厚さ(かぶり厚)を確保することでコンクリートの中性化をふせぎ、劣化が軽減されています。『BELISTAタワー東戸塚』では、左記の建築基準法で定められた数値よりも10mm以上厚く設定したかぶり厚になっています。

地盤の安全性を確認

地盤の安全性|BELISTAタワー東戸塚
敷地の地盤の性状を知るため、土質の調査や標準貫入試験などの調査を行い、支持地盤について、十分な支持力があることが確認されています。

拡底アースドリル工法

拡底アースドリル工法|BELISTAタワー東戸塚
梁成約2.5mの剛強な“基礎梁”を配置し、構造の安定が図られています。また、基礎梁下部には36本、全体で67本もの杭を配置し、現場でコンクリートを流し込んで杭を造成する場所打ちコンクリート杭が、地下約31mのN値50以上もの堅さをもつ安定した支持層まで打ち込まれています。さらに、杭の底部は、直径最大約3.6mの太さの拡底杭が使用されており、より安定感を高める拡底アースドリル工法が採用されています。

溶接閉鎖型帯筋

溶接閉鎖型帯筋|BELISTAタワー東戸塚
主要構造部の柱の帯筋に、せん断補強筋として溶接閉鎖型帯筋が採用されています。一般的な帯筋に比べて補強効果が高く、柱の地震への抵抗力・粘り強さが向上しています。

コンクリートの耐久性

高強度コンクリート採用

高強度コンクリート|BELISTAタワー東戸塚
JASS5(建築工事標準仕様書/日本建築学会編)の鉄筋コンクリート工事の規定で「100年間は大規模な補修が要らず、その後も続けて使用可能」と予想されるコンクリートが使用されています。『BELISTAタワー東戸塚』では、設計基準強度Fc:36N/mm²(最大60N/mm²)のコンクリートが採用されています。これは1m²あたり約3.600t(最大6,000t)の圧縮に耐える強さが示されています。

※この数値はコンクリートの耐久性を示す理論値で、建物の修糖がその期間不要ということではありません。
※大規模補修不要予定期間:局部的な軽微な補修を超える大規模な補修を必要とすることなく鉄筋腐蝕やコンクリートの重大な劣化が生じないことが予定できる期間。
※供用限界期間:継続使用のためには構造体の大規模な補修が必要となることが予想される期間。
※コンクリート強度:強度を表す単位の1N/mm²(ニュートン)とは約10kg/cmのことで、1cm²に的10kgの圧縮力がかかるまでは壊れない強度ということ。

コンクリート劣化防止

コンクリート劣化防止|BELISTAタワー東戸塚
コンクリートは、大気中の炭酸ガスなど腐蝕性物質の侵入により劣化が進行します。これを防ぐ手段として、コンクリートの単位水量・水セメント比の基準が設定されています。水の比率を低く抑えることが耐久性を高めるためにはとても重要です。水の比率が高いと、ひび割れが起きやすくなり腐蝕性物質が侵入しやすくなるため、配合の段階で劣化を軽減する対策が図られています。

※単位水量:表乾状態の骨材(砂利等)を使って1m³のコンクリートをつくる際の水の重量。単位水量を大きくすると材料の分離・水密性の低ド、乾燥収縮の増大につながっています。

建設現場での品質管理

建設現場での品質管理|BELISTAタワー東戸塚
建物が完成してしまうと、コンクリートの品質の良し悪しは外見からはわからないため、建設現場での品質管理が大切です。『BELISTAタワー東戸塚』では、基礎工事の段階から見えない部分の品質の維持のため、目視による配筋の確認等の各種検査、受入検査や圧縮強度試験等の結果が厳しくチェックされています。

コンクリート品質維持

コンクリート品質維持|BELISTAタワー東戸塚
生コンクリート工場から建設現場に搬入されたコンクリートは、かたさ、空気量、塩化物量、温度などをしっかりチェックする受入検査で品質を確認した後、はじめてポンプ車に送られ使用されています。

圧縮強度試験

圧縮強度試験|BELISTAタワー東戸塚
圧縮強度試験は、実際に建物に使用するコンクリートからサンプルをとり十分な強度があるかどうか調査します。コンクリート技師という専門家による管理のもと、固まったコンクリートに圧力をかけ、設定した強度があるかどうか厳しくチェックされています。

タイルのひび割れ対策

タイルのひび割れ対策|BELISTAタワー東戸塚
外壁タイルは、コンクリートの表面を覆うことでコンクリートの中性化を防止する働きをしています。そのタイルも、熱により伸縮するとひび割れや浮きなどを生じてしまうという弱点があります。それを防ぐために一定の間隔で伸縮目地が設けられています。この目地がタイルの伸縮を吸収することで、タイルのひび割れや浮きを生じにくくされています。また、伸縮目地にはシーリングを施すことで漏水が防止されています(一部除く)。

耐久性

折り返し断熱

折り返し断熱|BELISTAタワー東戸塚
屋上部分は、太陽熱や雨水の影響を最も受ける場所です。そこで屋上スラブの上部には、アスファルト防水を施しウレタンまたはポリスチレン系断熱材を敷き詰めた外断熱が採用(一部除く)されています。外気と日射、雨水の影響からしっかりと建物を保護し、断熱効果を高め雨漏り等も防止されています。また、外壁にはヒートブリッジ(建物内にまで外気温が伝わり、外気に接していない部分でも結露などの問題が出ること)対策のため、駆体に沿って住戸内の壁や天井に外壁面から約450mm折り返して断熱材が施工されています。こうして外の冷気が住戸内の壁に伝わるのを防ぎ、結露の発生を抑えるよう配慮されています。

給水・給湯管

給水・給湯管|BELISTAタワー東戸塚
住戸内の給水・給湯管には、熱に強く耐久性に優れた樹脂製の架橋ポリエチレン管を使用することで、赤水の発生が予防されています。また、共用の給水用配管には、耐久性、耐蝕性に優れた塩ビライニング鋼管等を使用し、赤水の出にくい対策が施されています。

防滑性シート貼り

防滑性シート貼り|BELISTAタワー東戸塚
毎日多くの人が通行する共用廊下や住戸のバルコニーは、防滑性シートが貼られており、コンクリート床が保護されています。掃除などのメンテナンスも楽なうえ、足音が静かになる、雨に濡れても滑りにくいなどのメリットもあります。

ドレーンレール

ドレーンレール|BELISTAタワー東戸塚
共用廊下側にエアコン室外機を設置した場合、室外機から出るドレーン水(結露排水)が廊下に流れて広がらないように設けられているのがドレーンレールです。ドレーン水を排水満まで導くことによって、共用廊下を濡らして滑りやすくなることをできるだけ防ぐように設置されています。もちろんつまずき事故に配慮した形状のものが採用されています。

ステンレス製玄関ドア下枠

ステンレス製玄関ドア下枠|BELISTAタワー東戸塚
玄関ドアの下枠は、雨水で濡れたり、靴に踏まれたり、ダメージを受けやすいため、鉄製だと傷などから錆が発生してしまうことがあります。『BELISTAタワー東戸塚』では、耐久性に配慮してステンレス製玄関ドア下枠が採用され、錆びにくく、お手入れも容易になっています。
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